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【労働問題】法定労働時間と所定労働時間わかってますか?

2023年05月18日16時11分

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

法定労働時間とは?

法定というくらいですから、法律で決まっている労働時間の上限のことです。

法定労働時間

1日の労働時間・・・・8時間以内
 
1週間の労働時間・・・・40時間以内
------------------------------------------------------------
ここからいろいろと派生くるルールがあるのですが、とりあえずこちらが基本の数字になります。

所定労働時間は独自ルール

法律で縛られたルールである、法定労働時間に対して、所定労働時間というのは、いわば自社で決定する独自ルールということになります。

例えば・・・

★大丈夫な例
 
A社・・・所定労働時間 1日7時間
 
★ダメな例
 
B社・・・所定労働時間 1日6時間 週45時間
------------------------------------------------------------
B社さんのルールは、週の労働時間のところが法定よりも長いので、アウト!です。

残業は所定労働時間、法定労働時間 どちらを基準にする?

C社さんは、朝9時から夕方5時までが所定労働時間の会社さんです。
昼休みは、12時から1時まで。

残業はいつから?

★C社総務部の山田さんは夜7時まで働きました・・・
 
C社の所定の労働時間は、午前9時から午後5時までの8時間から昼休みの1時間を差し引いた7時間です。
残業は、所定労働時間を超えて働くことを指しますので、山田さんの残業は、午後5時から7時までの2時間となります。
------------------------------------------------------------
残業は2時間ですが、1日の法定労働時間8時間を超えるのは、1時間なので、残業代は以下のように計算します。
 
残業1時間(通常時給)+残業1時間(通常時給の25パーセント増し)

所定時間外労働≠法定時間外残業なので、この点は間違えないようにしましょう。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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