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【旅客】泊り運行の中日の取り扱いについて

2023年08月12日12時41分

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。


今回の話題も、当社のサポート先からのご質問です。

泊り運行の中日とは?

泊り運行の中日(なかび)というのは、お客様をお届けした先で、バスとドライバーが待機状態になるような日のことです。
 
観光バスを運行されている会社では、日常的に発生する業務で、中学や高校の部活動の試合などの際によく起こります。
 
お客様からご質問があったのは、『中日にまったく運行がないのだけれども、時間制運賃はいただく必要があるのかどうか』でした。

動かないのであれば請求できない

あたり前と言えばあたり前なのですが、車両が動かず、ドライバーも休んでいる状態なのであれば、時間制運賃は発生しません。
 
そもそも、車両が動くから運送事業が成立するのであって、1日だけとは言え、動かないのであれば運賃は発生しません。

2名乗車の場合はどう?

そもそもの目的地が遠距離にあり、初日と最終日の運行に交代運転者が必要な場合はどうでしょう?
中日も運行がないわけではないのですが、2名乗車は必要がないような場合です。
東北地方の高校が、高校野球の全国大会(甲子園)に出るような場合でしょうか。
 
この場合は、
①初日と最終日は、交代運転者の配置料金をいただきます。
②中日は、交代運転者が必要のない運行(短距離)なので、通常の時間制・距離制運賃のみが加算されます。
 
交代運転者に関して、現場で待機中の宿泊料金については、運行に関係のない話ですので、あくまでもお客様との契約次第ということになります。
正運転手については、適切な休息期間を維持する必要があるため、宿泊料金はお客様が負担することになります。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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