本年も本当にお世話になりました。
いろいろなことがあった1年ですが、少しでも皆さんのお役に立てたのであれば、幸いです。
運転士不足が際立った1年
バス、トラックの部門で、運転士さんの不足が際立った1年でした。
トラックの部門では、物流大手の働き方改善などがあって、多少問題が緩和される方向ではありましたが、バスについて、現在も苦しい状況が継続しています。
対して、タクシーについては都市部を中心に緩みが発生し、収入増加を目指してトラックからタクシーに転職した運転士さんたちも少し目論見が外れた形でしょうか。
トラックの事故が多かった
トラックと歩行者の事故が多く発生した印象があります。
この手の統計は、まとまるまでに1年以上がかかるので、あまり曖昧なことは言えませんが、横断歩道上での事故を多く耳にしたように思います。
どういう安全意識なのか、全く理解できませんが、スマホをダッシュボードの上に乗せて、動画を見ながら運転しているトラックドライバーも少なくありません。
このような風潮が続く限りは、毎年、犠牲になる歩行者の数は増える一方となるでしょう。
貸切バスのルールがかなり厳しくなった
特に、点呼のルールが厳しくなりました。
一方で、事業者間遠隔点呼が広く認められるようになったり、始業前点呼の自動点呼も実用段階に入っています。
始業前の点呼は安全な運行のためには、とても大切なものなので、せめて自動ではなく対人で行うべきと考えます。
どうもお役所の考えることは理解できません。
来年には、貸切バスの運行記録計デジタル化が義務となります。
また、公示運賃の改定も8月に控えています。
色々大変な1年になりそうですが、一緒に頑張って安全な経営を行いましょう。
繰り返しになりますが、
本年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
2024年12月28日(土)~ 2025年1月5日(日)
代表者の携帯はいつでもつながります。
事故などが発生した際は、遠慮なくご連絡をお願いします。
代表行政書士
中小企業診断士 高原 伸彰