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【貸切バス】点検監査について

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その他

点検監査

以前にもお話しいたしましたが、各運輸支局からバス会社に向けて、点検監査実施の連絡がきています。

アンケート用紙のようなものが送られてきて、記入を求められます。
記入した用紙を返信した後、支局を訪問して監査を受ける形です。
 
Click!⇒貸切バス事業者自己点検表

 

就職活動の面接のような感じ?

複数のサポート先から、事故報告をいただいております。
今回は、その結果を簡単にまとめました。

時間
45分から60分くらい
 
監査官
2名ないし3名
 
監査の内容
提出された点検表の内容を確認する。
点検表以外に、直近の点呼簿や引受書の一部を持参しているので、これらも確認される。
書類の内容について『抜き打ち』的な質問をされる。

 

乗務員の管理を中心にチェックされる

指摘の大部分は、乗務員と車両の管理に関することでした。

指摘事項の例
①教育が年間の必要事項を満たしていないので、年度内に完結すること
②適齢診断の回数が要件を満たしていないので、年度内に完結すること
③点呼が要件を満たしていないので、方法を見直すこと
※適当に押印していたことを、暗に指摘されたようです。
④健康診断において、期間が超過している例が散見されるので、今年度は必ず受診すること
⑤運送引受書の記載内容に不備があるので、是正すること

 
いずれの事業者も『改善書類』の提出指示などはありませんでした。
 
コロナ禍も少し落ち着いて、ようやく仕事も動き始めていることと思います。
乗務員の管理、車両の管理に重点を置いて再始動に向けた準備をしていただくようお願いします。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】