一般的な理解では5月~7月と12月
小学生の交通事故の多い時期として挙げられるのは、5月~7月という初夏の時期と、師走の12月です。
▶5月~7月
4月に入学したばかりの小学1年生が、新しい小学校生活や通学路に慣れてきた時期です。
緊張感が緩んで、注意力が散漫になりやすいため、事故が多く発生すると考えられます。
また、初夏で陽気もよく、外で遊ぶ子供が多くなることも理由の一つに挙げられます。
▶12月
日没時間が早まって、学校から帰宅する時間も暗くなるため、事故の危険が増えると考えられてきました。
最近の調査では10月が最も危険
最近の調査(2019年~2024年)では、歩行中に死亡・重傷事故にあった小学児童について警察庁が調べたところ、月別では10月が最多であることがわかりました。
・日没が早まる
⇒子供たちもドライバーも慣れていない時期
・過ごしやすい気候と慣れ
⇒猛暑が収まり、過ごしやすい気候になる
⇒新学期が始まり、ちょうど慣れが生じる頃
子供の症状は急変しやすい
同じ交通事故の被害者でも、子供はその症状が急変しやすい傾向があります。
体も大人に比べて未発達ですので、軽い接触事故でも、重傷・死亡事故につながるケースが少なくありません。
これから日がどんどん短くなってきます。
お互いの幸せのためにも、安全運転をお願いします。


