1時間目は車両故障への対応を勉強します
車は機械である以上、必ず故障の危険があります。
私たちが留意すべき問題は、
①故障を未然に防げるように、日々の点検を欠かさない。
②故障してしまったときの対策を考えておく。
- 今回は故障してしまったときの対策
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今回は、ブレーキ故障、ハンドル故障、パンク、車両火災が発生してしまったときの対策を考えました。
ブレーキ故障やハンドル故障など、メカニカルなトラブルは発生頻度も少ないと思いますが、パンクや車両火災は、いつ発生してもおかしくありません。
いざ、起きてしまったときの心構えをしておきましょう。
2時間目はASVの最新情報
ASVとは先進安全自動車のことです。
ドライバーの皆さんのご自宅にも、ひょっとするともう備わっているかもしれません。
- ASV推進 3つの基本方針
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毎年やっているASVの最新情報ですが、今回はASV推進3つの基本方針というのを勉強します。
国が行う施策には、どんなものでも基本的な方針(理念と言っていいかもしれません)というのがあります。
①ドライバー支援の原則
運転の主役はあくまでも人間(ドライバー)である、という考え方です。
ASVの技術は、あくまでも人間を支援するためのものという考え方です。
②ドライバー受容性の確保
ASVが特別な操作を必要とするものではいけません。
人間(ドライバー)が普段どおりの運転方法で利用できるものでなければならないのです。
③社会受容性の確保
ASV技術は、他の交通からも受け入れられ、共存できるものでなければなりません。
緊急時における対応方法
今回は急病人への初期対応からAEDの使い方までを勉強します。
- とりあえず胸骨圧迫を続けることが大事
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胸骨圧迫というのは、心臓マッサージのことです。
昔は、『心臓マッサージと人工呼吸を交互にやるのが正解』とされてきましたが、現在は、救急車が到着するまで、とりあえず胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続けることが大事だ、となっています。
AEDの使用方法については難しく考えることはありません。
機械に大きく書かれた注意書きを読みながら、機械の指示に従えば大丈夫です。
焦らず(無理だけど)に冷静に対応しましょう。
【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】