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貸切バスの車種区分が変更になりました(令和6年3月1日~)

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一般貸切旅客

コミューター枠ができました

一般貸切にコミュータ枠が誕生しました。

それに伴って、小型枠と中型枠にも修正が入ります。

車種区分の変更
★従来の区分

□大 型 車・・・・車両の長さ9メートル以上又は旅客席数50人以上
□中 型 車・・・・大型車、小型車以外のもの
□小 型 車・・・・車両の長さ7メートル以下で、かつ旅客席数29人以下

★新しい区分

□大 型 車・・・・車両の長さ9メートル以上又は旅客席数50人以上
□中 型 車・・・・大型車、小型車、コミューター車以外のもの
□小 型 車・・・・車両の長さ6メートル以上8メートル以下で、かつ旅客席数33人以下
コミューター車・車両の長さ6メートル未満で、かつ旅客席数14人以下

新しい基準を利用するには届け出が必要

新しい車種区分を利用するには、その旨の届け出をする必要があります。

新しい区分を適用する際の注意点
1.実施は4月1日以降

新区分の運賃については、道路運送法施行規則第10条の2第2項の規定を適用して、あらかじめ届け出れば良いものとなっていますが、実施予定日は令和6年4月1日以降にせよ、とのことです。

2.小型の下限運賃は値上げされています

新しい区分では、小型の運賃が時間制運賃で100円程度値上げされています。
コミューター枠の新設と、小型の範囲(車長)が広がったことによるものでしょう。
この点、注意が必要です。

後戻りはできない

今回の新区分に登録すると、従来の区分に戻すことはできなくなりますので、この点も注意が必要となります。

従来の区分は、来年秋の公示運賃見直しまで利用することができるようです。