お問い合わせ 0120-359-555

貸切バス・トラック プロの点呼者を育てましょう!

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

実務全般について

教育は外部に任せた方がいい

国土交通省の指定する11項目プラスアルファを自社で考え、実践するのはとても大変なことです。
日ごろの業務をこなすだけでも大変なのに、その上教育のネタまで考えていたのでは、身が持ちません。

『もうネタが尽きました・・・』
こんな風におっしゃる経営者の方や、運行管理者の方にお会いすることがあります。
そんなとき、私はいつもこうお話しします。
 
『ネタが切れるなんて立派なものです。普通はそこまで考えることもしません』

 
とてもまじめで、研究熱心な担当者であっても、日常の業務を抱えながら教育の充実まで考えるのは無理があります。
ぜひ、教育については、私たちのような外部の専門家に任せてください。
教育効果と経費の面から考えても、それが一番費用対効果の高いやり方となります。

 

管理者(点呼者)向けの教育もやっています

当社では、管理者の方に向けた教育も行っています。
このセミナーで一緒に勉強していることは、ズバリ『プロの点呼者』になるためのテクニックです。

眠そうなドライバーさんと、かったるそうな点呼者。
極めて機械的に、アルコールチェック、点呼簿へ記入、ハンコ。
よく見かける光景ですね。
 
こんなものは点呼ではありません。
点呼は乗務中に異常を起こしてしまう可能性のある乗務員を見つけることのできる最後のチャンスです。
そんな大事な時間を、あくびをしながら過ごすべきではありません。


 

プロへの道は厳しい・・・

現在、点呼を行っている運行管理者、補助者の皆さんに質問です。
皆さんは乗務員の中で『水虫持ち』の人が何人いるか、知っていますか?
 
「あ~〇〇さんと、△△さん、それにあと3人いるな・・・」
そんな風に言えるのであれば立派なものです。

点呼者にとって必要な情報はとてもたくさんあります。
▶乗務員の家族構成はわかっていますか?
▶乗務員の持病を理解していますか?
▶乗務員の好きな食べものを知っていますか?
▶乗務員が前回の休日になにをしてたか、知っていますか?

 
点呼者はある意味、『乗務員のストーカー』ともいえるくらいの存在でなくてはいけません。
日ごろから収集している乗務員の情報なしには、朝の顔色だけでその体調や心の状態を理解することはできないからです。

 

プロを育てるお手伝いをします

当社では『プロの点呼者を育てる』ためのセミナーも開催しています。
サポートをさせていただいている事業者のところに伺って、運行管理者や補助者の皆さんと一緒に『プロの点呼者』になるためのミーティングをやるイメージです。
 
興味がおありの事業者様は、是非お気軽にお声かけください。

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】