減車とは?
事業用自動車の世界には、増車や減車という考え方があります。
営業所には、その営業所に紐づけされた車庫があり、営業所に所属する車両はその車庫で保管され、管理されます。
事業用自動車の増車とは、その営業所の所属車両として新たに登録することを指し、減車は、その逆です。
事業用自動車が減車されるということは、その車両が営業所の管理を離れるということです。
古くなったトラックを処分する、減車したバスを別の営業所に移す、などがその理由として考えられます。
減車するには届け出と連絡書他の発行が必要
白いナンバーの車両と違って、営業ナンバーを付けた事業用自動車の登録には、少し変わった手順が必要になります。
1.A営業所から1台バスを減車する旨の届け出を運輸支局に提出します。
2.連絡書と手数料納付書を発行してもらいます。
ナンバーの管轄が変わらない場合は、2番の手続きは不要になります。
減車されたバスはどこの所属?
ここからが本題です。
減車の届け出をして、連絡書などが発行され、ナンバー変更は廃止の手続きが行われる前のバス・・・
いったいどこの所属になるのでしょうか?
複数の運輸局に確かめましたが、珍しく答えが同じでした。
もっとわかりやすく言うと、減車の届け出をした瞬間に、白ナンバーになったと考えてよいそうです。
だからと言って、本当に白ナンバーのように扱ってはいけません。
そういう意味で考えてほしい、ということでした。
こういう事例があった・・・
千葉にも営業所を持つ北海道の事業者さんが、北海道の営業所で1台のトラックを減車し、千葉に陸送してきました。
もちろん、北海道のナンバーがついた状態です。
すぐに、千葉の営業所で増車、ナンバー交換をするつもりでしたが、人手不足もあってそのままになっていました。
そこで、当社にご相談されたのですが・・・
「とりあえず、1日だけそのまま使ってもいいかな??」
結論は、先ほどご説明したとおりです。
1.すぐに増車の申請をして、ナンバーをつける。
2.北海道で増車の申請をして、連絡書を返却する。
このどちらかを選択するように支局からは指示されました。
そのまま走ったらグレー?
とりあえず、翌日の仕事のことですから、すぐに対応しなければならないので、1日だけそのトラックで仕事をしたら?
この行為は、ちょっとグレーでしょうか?
いえ、完全に黒だそうです。


