遠隔点呼とは?
IT点呼に比べると、かなり広範囲に利用できそうな点呼方法です。
ただし、いろいろ条件がつきます。
遠隔点呼のメリット
1.Gマークやセーフティなど、外部認証がなくても利用できる
これは大きいメリットです。
IT点呼の場合は、営業所が優良であること(ウソをつかない、ちゃんとしている)ことを条件に認められてきました。
しかし、遠隔点呼では、このような縛りは一切ありません。
2.違う営業所の点呼を行うこともできます
旅客のIT点呼では、営業所をまたいでの点呼は認められていません。
しかし、遠隔点呼では、旅客でも貨物同様に、違う営業所間での点呼も認められています。
1.Gマークやセーフティなど、外部認証がなくても利用できる
これは大きいメリットです。
IT点呼の場合は、営業所が優良であること(ウソをつかない、ちゃんとしている)ことを条件に認められてきました。
しかし、遠隔点呼では、このような縛りは一切ありません。
2.違う営業所の点呼を行うこともできます
旅客のIT点呼では、営業所をまたいでの点呼は認められていません。
しかし、遠隔点呼では、旅客でも貨物同様に、違う営業所間での点呼も認められています。
遠隔点呼のデメリット
1.設備が大変
遠隔点呼のすべての問題は、この問題に尽きるのではないでしょうか?
遠隔点呼では、上記メリットの部分で書いた営業所の優良性が求められない代わりに、ズルができない設備が求められているというわけです。
1.設備が大変
遠隔点呼のすべての問題は、この問題に尽きるのではないでしょうか?
遠隔点呼では、上記メリットの部分で書いた営業所の優良性が求められない代わりに、ズルができない設備が求められているというわけです。
どんな設備が求められる?
遠隔点呼を始めようと考える場合の、一番のハードルです。
★遠隔点呼に求められるシステム条件
1.カメラとモニターの条件
あたり前ですが、運行管理者が、点呼を受ける運転手の表情、全身の状態がハッキリ点検できる環境が必要になります。
言うなれば、『対面に近い状態を保つ』、ということです。
そのための設備として、カメラとモニターの能力について制限がありますが、この程度の制限をクリアしないような商品は、日本では売っていないレベルですから、心配いりません。
2.点呼場の明るさ
運転手が点呼を受ける場所の明るさを、500ルクスくらいにする必要があります。
一般的な事務所の照度が500ルクスくらいですから、点呼を受けるときだけ、運転手に向けた補助照明があれば大丈夫なレベルです。
3.監視カメラ
運転手が点呼を受ける様子や、アルコールチェッカーの使用状態を確認するために、点呼用のカメラとは別に、点呼場全体、運転手の全身を観察できる監視カメラの設置が必要です。
4.生体認証機能
これが一番めんどくさいかもしれません。
現在、生体認証には、おおむね4つの種類があります。
①虹彩認証
人間の瞳の中にある、虹彩と呼ばれるドーナツ状の模様で個人を判別します。
スマホでも利用されています。
②顔認証
顔の特徴を数値化して認証します。
昔に比べて、かなり制度が高くなっています。
③指紋・指静脈認証
指紋や指の中の静脈をキーにして認証します。
1.カメラとモニターの条件
あたり前ですが、運行管理者が、点呼を受ける運転手の表情、全身の状態がハッキリ点検できる環境が必要になります。
言うなれば、『対面に近い状態を保つ』、ということです。
そのための設備として、カメラとモニターの能力について制限がありますが、この程度の制限をクリアしないような商品は、日本では売っていないレベルですから、心配いりません。
2.点呼場の明るさ
運転手が点呼を受ける場所の明るさを、500ルクスくらいにする必要があります。
一般的な事務所の照度が500ルクスくらいですから、点呼を受けるときだけ、運転手に向けた補助照明があれば大丈夫なレベルです。
3.監視カメラ
運転手が点呼を受ける様子や、アルコールチェッカーの使用状態を確認するために、点呼用のカメラとは別に、点呼場全体、運転手の全身を観察できる監視カメラの設置が必要です。
4.生体認証機能
これが一番めんどくさいかもしれません。
現在、生体認証には、おおむね4つの種類があります。
①虹彩認証
人間の瞳の中にある、虹彩と呼ばれるドーナツ状の模様で個人を判別します。
スマホでも利用されています。
②顔認証
顔の特徴を数値化して認証します。
昔に比べて、かなり制度が高くなっています。
③指紋・指静脈認証
指紋や指の中の静脈をキーにして認証します。
システム導入にかかる費用は?
いろいろ調べたり、メーカーに☎をしたりしましたが、はっきりしません。
いろいろ利権が絡んでるようで、指定業者さんが口をそろえて、あまりはっきり教えてくれません。
今どき、なんだろう?
始めるには(申請)
申請そのものは、すごく簡単です。
ただ、申請から開始までに時間が必要なので、利用をお考えの事業者さんは、早めに申請しましょう。
ちなみに、来年の1月から始めるためには、今年の11月30日までに申請する必要があります。
申請書類一覧
①申請書
②添付書類
・点呼機器・システムのパンフレット
・適合確認、宣誓書(適合確認は自分でやります)
私たちがお手伝いするような内容ではありませんから、ご安心ください。
①申請書
②添付書類
・点呼機器・システムのパンフレット
・適合確認、宣誓書(適合確認は自分でやります)
私たちがお手伝いするような内容ではありませんから、ご安心ください。
【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】