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【貨物】【旅客】トラックの新規許可にはどれくらいのお金と時間がかかる?

2022年07月10日12時36分

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

一般貨物の新規許可にはお金と時間が必要

自分で会社を作る。
そして、トラックを買って、営業(緑)ナンバーを付けて、自分で仕事をする。

とても大きな夢ですね。
他人(ひと)に使われるのではなく、他人を使って仕事をする。
成功すれば、大きな満足と、大きな収入が得られるでしょう。
 
しかし、『トラックの営業許可(事業用トラックの許可)を新規にとる』ということは、そんなに簡単なことではありません。
一番に考えなくてはいけないのは、お金と時間がそれなりにかかるということです。
 
今回は、一般貨物運送事業を始めようとする場合に、どれくらいのお金と時間がかかるのかを解説します。

 

新規許可申請のときに最低限必要なもの

事業用トラックの許可を申請しようと考えたとき、(申請時に)最低限準備しておきべきものがあります。

申請時に最低限必要となるもの
①営業所・休憩施設となる場所
②トラックをとめておく車庫
 
少なくとも、この2点については、申請時に揃っていなければ、申請することが(事実上)できません。

 
あれ?
トラックはいらないのでしょうか?
運転手さんは? 運行管理者は?

トラックや運転手は後からでもいい

実は、トラックや運転手さんの確保は、許可が下りるときまでに用意すればいいことになっています。
お・・・それはラッキー。 じゃあ今すぐ買わなくてもいいんだね。
と思った方。 甘い。

★トラックは買わなくてもいいけど見積書と購入(賃貸)できるだけのお金が必要
申請時にトラックが用意されている必要はありません。
しかし、『こういうトラックを購入する予定ですヨ』という意味の、見積書と、それに見合ったお金の提示が必要です。
 
①購入予定なら全額
②リース、賃貸の予定なら1年分

 

★運転手や管理者
運転手は最低5名と、運行管理者、整備管理者が必要です。
この人員は、許可が下りるまでに用意できれば良く(逆に用意できないと許可が下りない)、申請時に焦る必要はありません。
 
運転手は、用意する車両を運転できる免許を所持して、就任承諾書を提出できる人に限ります。
管理者は、それぞれ必要な資格を持っていることが必要です。

 

どれくらいお金が必要なの?

営業を開始するのに必要なお金を持っていることの証明として、(会社名義の口座がある)銀行の残高証明書を提出しなければなりません。
残高証明書を提出するタイミングは2回あり、1回目は申請時、そしてもう1回は初回の補正時です。

★どれくらいのお金が必要なの?
①人件費
役員報酬、運転手や管理者、事務担当者の給与などの6ヶ月分が必要です。
役員報酬はゼロでも構いませんが、従業員の給与は最低賃金を下回ってはいけません。
人件費の中には、法定・厚生福利費を入れる必要があります。
 
②土地や建物の費用
賃貸なら1年分、購入する場合でも、月々のローンの12ヶ月分が必要です。
 
③トラックの費用
先ほど説明したとおりですが、トラック本体以外に保険・税金関係も1年分必要です。

 

★で?一体いくら残高があればいいの?
当社は年間で平均すると、ほぼ2ヶ月に1社の割合で一般貨物の新規申請をしております。
その経験で言うと、最低の5台スタートで1,300万円から1,600万円くらいの残高が必要だと考えて欲しいと思います。

 

実際には二重払いの期間があるのでキツい

新規申請のときに、『営業所(プラス休憩施設)や車庫は用意しておく必要がある』、と書きました。
※ここから先は賃貸と仮定して書きます。
つまり、申請の段階から家賃が必要ということになります。

★じゃあなぜ残高証明(見せ金)に家賃が入っているの?
実は、申請時、それから初回補正時に提出を求められる銀行口座の残金は、『許可が出た後に1年くらいは安定して経営するお金を持っているかどうか』のエビデンスなのです。
つまり、申請から許可になるまでの期間に必要なお金については、まったく別に考えておく必要があるのです。

 
ん?
ということは、申請から許可が下りるまでの時間、これがとても大事になってきますね。

申請から許可までどれくらいの時間が必要なのか

ここから先の説明は、現在(令和4年7月)の関東運輸局を基準としています。

★具体的な例でご説明します
①令和4年7月20日に新規申請
実は、この時点で許可になる予定日が決定します。
現在、関東運輸局の一般貨物新規の標準処理期間は5ヶ月ですので、予定日は令和4年12月20日です。
 
②役員法令試験は奇数月
関東運輸局の場合、貨物の役員法令試験は奇数月に行われます。
今回のケースなら、9月上旬です。
 
この役員法令試験を一発でパスできれば、若干の狂いがあっても、12月20日から27日くらいまでには許可になります。

 
では、1回目の役員法令試験に落ちてしまったらどうなるのでしょう?

次の法令試験までのロスタイムが加算される

1回目の役員法令試験に落ちてしまったら、次の回に受験しなければなりません。

③2回目の役員法令試験
今回のケースでは、2回目の役員法令試験は11月上旬です。
 
この会社では、2回目の役員法令試験で合格することができました。

 

★どれくらいロスするの?
1回目の役員法令試験が9月10日、2回目が11月10日としましょう。
この間のロスタイムは61日となります。
つまり、この61日が、許可予定日だった12月20日に加算されるわけです。
 
この会社の場合、新規の許可が下りるのは、最短でも翌令和5年の2月20日くらいになります。

 
61日間許可が遅くなるということは、その分の家賃や人件費が必要になるということです。
 
一般貨物の新規申請には、いろいろなコツがあります。
もしも新規許可をお考えの経営者さんがいらっしゃいましたら、経験豊富な行政書士オフィス ココカラザウルスにご連絡ください。
関東運輸局管内だけでなく、全国対応します。

 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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