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業務委託ドライバーの報酬の支払い方法

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一般貸切旅客

業務委託ドライバーとは?

旅客でも貨物でも、最近増えてきたドライバーの働き方のことです。

社員やアルバイトとして会社に在籍するのではなく、個人事業主として外部からその会社をアシストするイメージです。
フリーランスと言う呼び方が一番しっくりくるかも?しれません。

働き方として法令にはひっかからないの?

問題ありません。
事業用自動車のドライバーとしても違法性はありません。

もちろん、人の命を預かる事業用自動車の乗務員として、正しく選任され、正しく管理されていることが条件です。

この場合の正しくとは、在籍ドライバーと変わりなくという意味です。

報酬はどうやって支払えば?

報酬の支払い方には少し注意が必要です。
基本的には、総額支払いで対応する必要があります。

社員やアルバイトのドライバーの場合、基本給に手当がついたり、そこに交通費がついたり、所得税が引かれたりします。
しかし、業務委託ドライバーの場合、個人事業主に自社の業務を委託する形になりますので、会社同士のやりとりのように、総額の支払いで対応するようにします。

業務委託ドライバーは、受け取った報酬から保険料を支払い、確定申告をして、税金を納める形となります。

相手が会社も持っている場合に会社に振り込んでもいい?

実際に、当社のお客様からあった質問です。
業務委託ドライバーが自分の会社も経営していて、そちらの売上にしたいので、業務委託報酬を自分の会社に振り込んでもらいたいと言っているが、大丈夫だろうか?とのご質問です。

結論から申し上げますと、それはやめた方がよいです。

このような場合の業務委託というのは、ドライバー個人と契約しているから成立する考え方であって、いくら自分のものであっても法人との間では成り立たないからです。
もしも法人と取引をするのであれば、業務委託というより、ドライバー派遣になってしまう可能性があります。

ドライバー業務の委託ですから、あくまでも個人に対して支払うことが大切になります。