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【雑談】中学生と一緒に試験を受ける(結果)

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雑談

▶昨年の12月から、地域の学習支援施設で学習支援ボランティアをやっている。
地域の子供たちの学力向上のためや、塾に通う子供との格差是正のために、主として市町村が主導して設けられた場所だ。
勉強熱心な中学生が通ってきてくれるのだが、クラブ活動と並行して大学受験を目指す高校生もいて、なかなか盛況だ。
 
▶数学や物理は昔から好きで、
『まあ、中坊に教えるくらいなら屁でもねえな』
などとうそぶいていたのだが、実際フタを開けてみると、大層忘れている部分があることに気が付いた。
 
まず、得意分野の関数などは問題ないが、現役時代から嫌いだった図形(いわゆる幾何)になると、とんと覚えていない。
高校生からベクトルの内積について質問を受けたときも、かなり冷や汗をかいた。
 
▶これはいかん。
教える側がいい加減では、子供たちにも迷惑がかかる。
ちゃんと勉強し直す必要を感じていたところ、ちょうど数学検定の提携会場受験の申込みができた。
 
早速2級の申込をし、すぐに猛勉強を開始した。
数列はほとんど忘れていたし、ベクトルもかなりやばい。
三角関数は記憶に頼る部分が多いので、アーリーシニアの私にはきつかった。
 
▶1月16日、埼玉県本庄市で試験を受けた。

 
2次の必須問題1つを完全に落とすミスをやらかしたが、まあそれ以外はなんとか気力で?乗り切った。
そして、本日Web上での合格発表があり、おかげ様で合格していた。
こんな発表のしかたも、なんだか味気ない気がするが、とにかく安心した。
 
Click!⇒合格発表(こんな画面がでてくる)
 
▶一緒に勉強している中学生、高校生にも、数検を受験したことは伝えており、合格でも不合格でも正直に教えることは約束していたので、正直ホッとした。
この後、準一級を目指すかどうかは未定だが、『一生懸命勉強している彼ら』や、『子供』『孫』に範を示すためにも、2級でやめるわけにはいかない気がする。
 
▶現在、高校受験を控えた中学3年生を支援するために、『埼玉県公立高校入試過去問題集』(厚さ5センチは優にあるがナント1000円!)と格闘中である。
『高校受験程度の5教科であれば、何のことはない』
などと、いつものパターンでいい気になっていたが、これはこれでなかなかむずかしい。
甘くみていると、子供たちに笑われてしまう。
 
▶人を支援することは、自分の活力になる。
私のようなアーリーシニアの場合、逆に支援されているとも考えられる。
 
子供の学習支援、食料支援のネットワークにも参加させていただくようになった。
仕事以外の楽しみが増えてきた。
こんな忙しさなら大歓迎だ。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】