認定支援機関研修も3期目を迎えました。
シニア世代にはきつい研修がこれからも続きます。
今回も少し小説風でお楽しみください。
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認定支援機関研修という名の秘密任務につく
今年3度目の収監
昨日から再度、東京某所に強制収容されることになった。
今回も刑期は4日間である。
9月から続けて月半ばの一番多忙な時期に飽くことなく収監され続けている。
今回のテーマは9月、10月に課せられた課題の復習である。
一度勉強したことを繰り返すだけなのであるから、そう難しいことではない。
我が社の近くにある幼稚園では、秋の運動会の練習を梅雨時から繰り返していた。
飽くことなく、ひたむきに、燃えるような闘志むき出しの練習が続けられていた。
あの小さな幼稚園児ですら耐えられる反復練習に、大人の私が耐えられぬわけがない。
復習に感じない
新鮮である。実に新鮮。
正に初学者の心境である。
たった3週間前に学習したこととは思えない。恐ろしい・・・
すべて完璧に忘れきっているではないか。
エビングハウス先生はすばらしい。
あの方のおっしゃるとおりになっている。
10月にお世話になった、公認訓練士のN先生もおっしゃっていた。
「今週末は無理でも、来週末には一度復習しておいてください。」
「さもなければ、次回の収監時にツラい思いをしますよ♪」
はい、ツラい思いをしています・・・
歳を重ねても学ばない
すれ違う人に挨拶もできないような老人が増えた。
楽しいことをしている最中にも、眉間にしわが寄ったままの中年も多い。
人間は歳を重ねただけでは容易に成長しない。
なぜ先月、先生のおっしゃるとおりに復習しなかったのだろう?
たった一度の復習だけで、こんなにつらい思いをしなくて済むのに。
バカ者である。一向に改める気配がない。
「この店のウーロンハイはいつも薄い」
「あのマスターはチャーハンを頼むと機嫌が悪くなる」
「ここの唐揚げはスープに浸すとうまい」
どうでもいいことは記憶するくせに、人の名前や、大切な約束(呑み以外の)はすぐに忘れたりする。
ほとほと、成長しない自分に嫌気がさす。
そしてまた繰り返される
反省している。
大反省会である。ひとりで。
昨夜は前回のメンバーと同窓会をやった。
その後自室に戻り、自分の体たらくをひとしきり反省した。
その結果として、五合パックの日本酒が空になっている。
あ~頭いてぇ。