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【雑談】家族が増える

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行政書士法人ココカラザウルス

中小企業診断士・行政書士の高原伸彰です。
今日は久しぶりの【雑談】です。

近所から聞こえるその大きな鳴き声に気付いたのは、2週間ほど前の夜8時くらいのことです。
動物を飼ったことがない方には縁遠いお話ですが、およそ私たちが目にすることのできる哺乳類の子供というのは、鳴き方にそれほど明確な差があるわけではありません。
正体がわかってしまえば、「ミャ~ア~」だの「キュ~ンキュ~ン」などと表現できるのですが、あいにく正体不明の動物の鳴き声を正確に文字にできるほど私の耳はよくできていません。

すでに老猫2匹に老犬1匹がいる我が家にその声の主を招き入れることについて、私を含めた家族全員が積極的であるわけもなく、とにかく今は、
「どうでもいいから、早く鳴き止んでくれ・・・」
と願うばかり。

しかし、そんな願いも虚しく、その声の主は夜中じゅう「腹が減った」と鳴き続け、その悲鳴にも近いような叫びは埼玉郊外の寂れたニュータウンに響き渡るのでした。
「やれやれ、仕方ない・・・」
朝になっても鳴き続ける「謎の生き物」を探しに家を出たのが、翌朝の5時過ぎ。
近くの公園にでも捨てられているのだろう、と探しに行くも、実は「そいつ」がいたのは空き家となった隣家。
そりゃ、うるさいわ・・・

声は隣家の庭にまとめられた伐採木の中から聞こえます。
枯れ木をどかし、やっと地面が見えるころになると・・・
カサカサ・・・
急に鳴き声が止まり、何やら黒い物体がもそもそ逃げていきます。
「タヌキ?」

正直な第一印象がそれでした。
全身真っ黒、捨てられている割には丸々太っている。
「あ~かわいいね」
妻が片手の手のひらにひょい、とのせてみせてたのが、新しい家族となった黒い子猫でした。

早朝バイト帰りの子供に頼んで、行きつけの獣医さんで健康診断。
「捨てられていた」とは思えないほどの、良好な健康状態。
すぐに猫用ミルクにも慣れて、ガンガン飲み始めました。

健康状態に問題がなければ、次の話題はお名前です。
黒猫と言えば、ジブリで有名な「ジジ」。
でも、獣医さんの話ではこの子は女の子らしいので、子供たちは「キキ」を主張。
(実はこの獣医さんは前科があって、以前にもらってきた子猫の性別を間違えたことがあるので、あくまでも「らしい」としか言えない。)
私と妻は、とにかく真ん丸な子ので、「マル」。

余計なときだけは理屈が立つ、我が子の整然とした主張に勝てるわけもなく、「キキ」と呼ばれるようになった我が家の新家族。
先輩猫(オス9歳、8歳)の熱烈歓迎?を受けながら鍛えられ、離乳食もテキパキとこなし、今やすっかり我が家の主役になってしまいました。

私は毎朝4時から5時くらいに起床して、ブログを更新したり、勉強をしたり、セミナーのネタを作ったりしています。
誰にも邪魔されないこの早朝の時間は、私にとって珠玉の時間であり、仕事にとっても重要な「仕入」の時間です。
起きてすぐにお湯を沸かし、熱い日本茶を楽しみ、ゆっくりと思考を巡らせる・・・

その貴重なルーティンを完全に破壊してくれるのは、新家族「キキ」。
起きてすぐに沸かすお湯は、私と同時に目覚め(迷惑なことに)狂ったように泣きわめく彼女に与えるミルクのために使われ、私がゆっくりとお茶を飲むころには私の大事な仕事道具(PCやら文具やら)を好き勝手におもちゃにする。

起床から20分くらい遊びまくったキキ様の行きつく先は「ティッシュの箱」。
猫好きの方なら「あるある」の話なのだが、子猫にとってティッシュの箱は最高の遊び道具であり、最高のベッドでもある。
起床から30分。

ティッシュの箱を散々いじめたおしたキキ様は、そのまま箱をベッドにご就寝。
やっと私の貴重な朝が始まる、というわけです。

やれやれ・・・
これから半年はこのかわいい暴君に振り回される日々が続きそうです。

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