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【貸切バス】貸切バス 2回目の更新には注意が必要です

2020年08月13日14時33分

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

2回目の更新は令和4年から始まります

貸切バスの更新制度が始まったのが、今から3年前の平成29年(2017年)です。
トップバッターの事業者さん(平成29年4月1日更新期限)は本当に大変な思いをされたと思います。

平成29年(2017年)4月、5月、6月に更新を迎える事業者さんの2回目の更新が、令和4年(2022年)2月末締め切りでスタートします。
なんとなく、まだ先の話のようですが、そうでもありません。

 

セーフティを取得するなら来年頑張りましょう

更新については、法令試験がつきものです。
しっかり対策をすればそんなに難しい試験ではないのですが、受けなくていいのであれば受けたくないですよね。

受験を免除してもらうには、セーフティの★が必要です。
令和4年4月~9月までに更新を迎える事業者さんについては、来年のセーフティ申請がラストチャンスになります。
なぜなら、令和4年のセーフティの結果発表が同年9月で、更新期限に間に合わないからです。
 
セーフティによる免除の条件は、1回目の更新法令試験のお知らせまでに、セーフティの認定証が提示できることです。
ですから、更新期限が令和4年10月以降であれば、新規申請の結果発表(9月)を利用できる可能性があります。
 
来年、1発でセーフティに合格するためには、今からセーフティの一発アウトの要件をしっかりチェックしておきましょう。
当社のサポート先には、一斉メールで内容についてもお知らせしております。

 

どんな計画を立てたか覚えていますか?

1回目の更新では、過去5年間のデータについて、多くを求められることがありませんでした。
しかし、2回目以降の更新では、前回更新時に出した安全投資計画との整合性(達成度)をしっかりとみられます。

車両の修繕費などは年度ごと、車両ごとにまとめておく必要があります。
また、前回の更新で壮大かつ過大な計画を立てた場合は、その達成度もチェックされると考えてください。
もしも達成できていない場合は、できなかった理由もちゃんと考えておきましょう。

 

行政処分を受けた会社は、急いで安マネの第三者評価を

2回目の更新には、行政処分も関係します。
問題になるのは、1回目の更新から2回目の更新までの間に、輸送施設の使用停止以上の処分又は使用制限(禁止)を受けた場合です。

輸送施設の使用停止以上の処分とは、一般監査などを受けて51日車以上の処分を受けた場合です。
 
これらの処分を前回の更新許可から次の更新許可までの間に受けると、指定機関による運輸安全マネジメントの評価をうけなければなりません。
 
以下は、NASBAさんのホームページの情報です。
 
①評価員:専門の研修を修了したNASVA安全評価員の指名を受けた職員が行います。
②評価対象者:NASVAの評価を希望される全ての皆様方(個人の方は除きます)
③評価方法:書面による事前調査と事業所訪問(本社及び営業所一カ所)による事前調査で評価します。
④評価料金:一件570,000円(消費税込み)です。安全評価員の交通費(実費相当)、宿泊料(1人1泊13,000円)は別途申し受けます。
⑤評価に要する期間:評価申込書の提出から評価報告書の受領まで概ね1.5~2ヶ月間

 
料金が結構高くなりました。以前は10万円台だったように記憶しているのですが・・・

 
次回の更新までに、運輸安全マネジメントの評価を受けなければならない事業者さんは、お気軽にご相談ください。
運輸安全マネジメントは、キチンと運用すれば、事業用自動車の安全な運行にとってとても有益なシステムです。
 
何も、無理をしていきなり高い目標を立てることはありません。
自分なりのやり方で、自分なりのペースで今より少しだけ高い位置を目指す。
その試みをどれだけ飽きずに継続できるかが、マネジメントシステムのカギになります。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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