こんなものに約6分の時間はムダですが、それでもなおお暇なら、お読みください。
▶人のしぐさや持ち物を見ていると、『あ・・・しっくりくるな』とか、『あ~あ、こりゃダメだ』などと、その組み合わせにいろいろ言いたくなることがある。
自分中心の痛々しい人間ではあるものの、同時に、いい大人で(も)ある私は、あからさまにそういうことを口にしたりはしない。
だから、こうやって、時折『雑談』と称して、自分の会社の『記事欄』に『いやがらせ』をしているのだ。
▶ジジイとピックアップ
ピックアップというのは、乗用車タイプのトラックのことだ。
映画でもよく見る光景だが、欧米系人種の老人とピックアップトラックには、組み合わせの妙がある。
私は四輪駆動車が好きなので、昔からピックアップトラックにあこがれをいただいてきた。
若いころには、トヨタのハイラックスやニッサンのダットサン、マツダのプロシードなどに乗りたいと恋焦がれていたが、如何せん、子育てと家のローンに生活費以外の余力を全て吸い取られ、実現の可能性すらなかった。
いろいろ紆余曲折ありながら、還暦近くになって、ようやく子育ても終わり、『ついにピックアップトラックに乗る日が来たか!』と真剣に考えられるようになって、気になる車がトヨタのハイラックス。
うん、かっこいい。ディーゼルエンジンなのも気に入った。
よし、これにするか。
しかし、そこで気がついた。
『私(老人)にピックアップトラックは似合わないかも?』
この場合の『老人』というのは、世間によくいる『よぼよぼタイプ』の老人だけを指すのではない。
70を過ぎても、なお若々しい、『ビンビン(なにが?)タイプ』のかっこいい老人も含めて、『日本の老人にピックアップトラックは似合わない』ような気がするのだ。
実は、ハイラックスを購入目標にしてから、同車を見かけるたびに、ドライバーとの車の相性を気にかけてきた。
もちろん、ハイラックスのオーナーは、プラドのそれと同じ傾向があるので、オーナーは若い方が非常に多い。
ところが、時折、割と若作りをした老人(60歳以上80歳未満)が乗っているケースがあって、それを自分と重ね合わせてみるのだが・・・
ダメだ。
言ってみれば、老人が新品のスキニージーンズをはいて、タンクトップをinしているような感じ。
『ハイラックスが若者向けのデザインということか?』
アメリカ製、本気のピックアップに乗った老人はあまり見かけないが、(大変申し訳ないが)こちらもあまり似合っているという感じはない。
欧米系老人とピックアップの組み合わせの絶妙さを考えると、どうも、ちびっこ日系老人には分が悪そうだ。
同じトヨタでも、プリウスは似合うんだけどね・・・
▶子どもとウレタンマスク
マスクは息苦しい。
私は、いろいろ考えるところがあって、ほとんどマスクはしない。
※というか、感染症の予防という認識がほぼ欠けている。
しかし、『自分が平気』であることと、『他人が心配になる』ことは別なので、閉鎖的空間かつ公共の場では、しかたなくマスクをする。
最近、ウレタンマスクなるものを試してみた。
『つけているだけで、何らの効果もない』と、通販で買った磁気ネックレスのように揶揄される、アヤツである。
つけてみてわかったのだが、確かに何の効果もなさそうだ。
吐いた息がストレートに抜けていく感じを自然に楽しめるし、吸い込むときの抵抗も極端に小さい。
ほとんど役に立たず、しかし、暑苦しいことは暑苦しい。
これは(究極の)ムダと言える。
私が、嫌々ながらもマスクを持ち歩いているのは、『他人に心配をかけたくない』ためだということは前に書いた。
つまり、マスクが予防に必要だと考えている人々にとって、ウレタンマスクは『つけていないに等しい物体』であろうから、私が嫌々つけても、『他人の心配がなくなる』ことがないということだ。
どうせ無駄な努力をするなら、せめて『心配くらいなくなってもらわないと』それこそ割に合わない。
対して、子どものウレタンマスクは問題ない。
できるだけ子どもには、ウレタンマスクで自然な呼吸を楽しんでもらいたいし、こちらも組み合わせの妙だろうが、子どもはウレタンマスクの方がしっくりくるので、何ら問題がないように思う。
▶ラーメンとポニーテール
男性は、女性のポニーテールが大好きである。
その理由は不明だが、とにかく大好物のようである。
個人的には、ちょっと茶色い髪の大人の女性(35歳以上、自分以下)が、あまり高くない位置(はくしょん大魔王の娘アクビでは高すぎる)で軽く結んだポニーテールがいいな、と思う。
まあ、老人が適当なことを言っているだけだが。
ラーメンを食べるときに、お向かいに座る女性が、髪を手早くポニーテールにするしぐさに男性は弱い(らしい)。
私は、そういう人をまじかで見たことがないが、なるほど、ドラマなどで女優さんがする分には、なかなかよろしい。
このようなしぐさは、ラーメンとポニーテールの組み合わせの妙と言えるだろう。
一方、このラーメンが串だんごに変わったらどうだろう?
ラーメンには、髪を攻撃してくるつゆがあるが、串だんごにも、同じように髪にとって危険なタレやあんこがあるではないか。
串だんごを食する際にも、ポニーテール化は必要だろうか?
結論から言うと、これはいただけない。
串だんごを前に、手早くポニーテールにする女性を前にしたら
『コイツ・・・いったい何本食う気なのだろう?』
と、今日の財布やら、二人の将来などについて、いろいろな心配をしなければならなくなりそうだ。
ラーメンのときに、こんな気持ちにならないということは、ラーメンとポニーテールの組み合わせの妙と言える。
ちなみに、コメディアンと高音ボイスも、組み合わせの妙だと思う。
麒麟の川島さんのギャグを、まったく面白く感じないのは、低音不可な『関西のお笑い』が身に沁みついているからかなあ・・・