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【貸切バス】原価計算はお任せください(独自運賃の設定)

2023年07月17日13時43分

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

前回の記事で、新公示運賃の正式発表は8月下旬だとお伝えしました。
関東地区でおおむね24パーセントの値上げになるので、かなりインパクトのある改定になります。

国交省の狙いは?

コロナ禍が一段落し、やっとこれからこの3年で抱えてしまったマイナスを少しずつ返そうと考えた矢先の公示運賃の改定です。
皆さん、かなり困惑されているのではないでしょうか?
 
実際、このタイミングで公示運賃の改定に踏み切った国交省の狙いは何でしょう?

原価計算を根付かせたい

★狙い① コスト上昇による利益圧迫への不安
 
世界的な物価高、原油高、円安など、いろいろな物品の値上げが止まりません。
運送業に関するコストについても例外ではなく、今のままの下限運賃では、利益が適正に確保できず、安全投資が滞り、大きな事故が再発する可能性を考えたのだと思われます。
 
★狙い② 原価計算を浸透させるため
 
バス会社が、自社独自の運賃を設定(変更)しようとする場合、必ず原価計算が必要になります。
なぜなら、『原価+適正利益』を元に時間制運賃、距離制運賃を計算するわけですから、原価計算なしには、独自運賃の設定(変更)は不可能なのです。
 
出来るだけ多くのバス会社に、自社の原価計算をしてもらって、自社の収益構造を理解してもらいたいと考えているのです。

輸送実績報告書と事業報告書は丁寧に作成しましょう

原価計算を行う上で、とても大切な資料が、輸送実績報告書と事業報告書です。
 
時間制運賃計算の分母となる時間数や、距離制運賃計算の分母となる距離数は輸送実績から拾います。
また、主な財務の数値は、事業概況報告書などから拾うからです。

原価計算はお任せください

★サポート先の原価計算
 
当社のサポート先であれば、当社で原価計算のお手伝いをします。
 
【原価計算(独自運賃算出)の流れ】
①お申込みのあったサポート先へ、メールで必要事項を入力するためのExcelシートをお送りします。
 
②Excelシートに必要事項を入力の上、必要資料と一緒にメールでご返信ください。
 
③メールを返信いただいた後、早いければ翌日、独自運賃が算出できます。
 
④そのまま、運賃の変更をされる場合は、当社から届出いたします。
 
※新しい運賃が適用になるのは、届出の1ヶ月後からです。
※原価計算に不備があり、届出が認められないこともありますので、この点ご了承下さい。

現在、サポート先以外からの原価計算依頼はお受けしておりません。
当社は、『乗務員教育が、事故防止の最善策』と考え、毎月、魅力的な教材をお届けしております。
 
ぜひ、サポートメンバーに登録いただき、当社の教材をご利用下さい。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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