点呼は厳しく見られる(貨物・旅客)
貨物の巡回指導では、点呼の実施について細かく見られる傾向が強まりました。
自動点呼や遠隔点呼など、点呼の実施についても選択肢が増えた分、ミスも多くなっている印象です。
- 遠隔点呼は通信障害に注意
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遠隔点呼については、通信障害による点呼未実施案件が多く見られました。
メーカーさんの技術力の差が出るのか、製品によっては通信障害が頻発するケースも少なくないようです。『遠隔』点呼という名称の所為で、通信障害の際は電話点呼で代用できると考える事業者さんもいますが、そんなことはありません。
営業所を出庫する際に遠隔点呼が利用できないときは、すぐに対面点呼に切り替えなければならないことを忘れないようにしてください。
運賃・料金も細かい(一般貸切)
一般貸切については、相変わらず運賃・料金について細かくチェックされている印象です。
- 時間オーバーが危ない
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復路での渋滞などで、時間が予定よりもオーバーしたときが危険です。
運行記録に基づいて正しく精算されていないと、最悪の場合は運賃料金の届け出義務違反となる可能性があります。また、手数料の未記入を指摘されて事業者さんもいました。
引受書の契約責任者が旅行会社の場合、手数料がゼロであることはほとんどありません。
もしも、本当にゼロの場合は、手数料の欄にあえてゼロを記入しておくことで、未記入を指摘されるリスクがなくなります。
教育の指摘は少しおかしい(旅客)
一般監査において、教育の指摘を受けた事業者さんがいましたが、この指摘はおかしいと思われます。
- KYTは映像を停めなくてはダメ?
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KYTとは『危険予知トレーニング』のことです。
当社のサポート先が受けた指摘は、以下のようなものです。『KYTは、映像が停止し考える時間を乗務員に与えることが重要なので実施すること』おっしゃっていることは理解できます。
では、その指導方法が教育担当者にわかるように公示されているかどうかをおたずねしたところ、帰ってきた答えは以下のようなものです。自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う 一般的な指導及び監督の実施マニュアル 11ページ
(3) 危険予知訓練
「危険予知訓練」は、実際に、バスの運行場面から、どのような危険があるか、乗客にどのような危険を及ぼすのか、どのような運転をすればよいのかを考える訓練です。この文章だけで、『KYTは、映像が停止し考える時間を乗務員に与えることが重要なので実施すること』という解釈なる、と言うのです。
いやいやいや・・・『どのような運転をすればよいのかを考える訓練』であれば、静止画の中で危険個所を探させるトレーニングでもいいですし、動画を止めて考えさせることに特定する必要はありません。
行政が行政指導として行政罰を与えるのであれば、(誰が見てもとまでは言わないが)多くの人が納得できる教育マニュアル等の最新版が常に公開されており、また、変更等があった場合には、速やかに通知が届く体制がなければ、行政の後出しじゃんけんと言われても文句は言えないのではないでしょうか?
だからと言ってサボタージュはしない
今回の行政の対応は鼻もちならないものですが、教育の充実という点では参考になります。
- 今年度から対応します
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すでに12月の教材に手をかけていますので、1月からになりますが、以下の項目を重点教育内容として追加します。
1.坂道の走行方法(特に下り坂での安全な走行)
2.危険予知トレーニング教材
(実車形式にするかアニメーション形式にするかは検討中)
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今後も巡回指導や監査で教育について意見があった場合は、すぐに当社にお知らせください。
できる限り教育が充実するように対応いたします。

