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運送契約に係る書面と実運送体制管理簿

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軽貨物運送事業

運送契約に係る書面とは?

貸切バスの場合には、運送引受書と呼ばれるものです。

この書面の交付は、令和7年6月1日より義務化されます。

✅運送契約に係る書面の内容

1.運送の役務の内容及びその対価
2.当該運送契約に運送の役務以外の役務の提供が含まれる場合にあっては、運送の役務以外の役務の内容及びその対価
3.その他国土交通省令で定める事項

真荷主とは?

貨物自動車運送事業法の中では、真荷主という言葉が出てます。

真荷主というには、以下のような言葉で説明されています。

▶真荷主とは?
自らの事業に関して貨物自動車運送事業者との間で運送契約を締結して貨物の運送を委託する者であって、貨物自動車運送事業者以外のものをいう。

下請け制度が蔓延している貨物運送業界において、荷物の真なる持ち主というような概念です。

実運送体制管理簿とは?

真荷主と運送契約を結んだ元請運送事業者が、利用運送を使って別の運送会社に実運送をさせる場合には、運送体制をはっきりと見える形にするために、実運送体制管理簿というものを作成しなければならなくなります。

✅実運送体制管理簿の記載内容とは?

1.真荷主から引き受けた貨物の運送について実運送を行う貨物自動車運送事業者の商号又は名称
2.前号の貨物自動車運送事業者が実運送を行う貨物の内容及び区間
3.実運送を行う貨物自動車運送事業者の請負階層
4.その他国土交通省令で定める事項