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貸切バス【法令試験】

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法令試験とは?

法令試験とは、一般貸切旅客自動車運送事業(以下、貸切バス)の新規・更新の許可を取ろうとするとき、避けては通れない関門です。
 
新規の場合は、必ず受験しなければならず、更新の場合も、一部の免除条件に該当しない限り、必ず合格する必要があります。

受験するのは代表者

①個人事業として許可申請する場合
受験するのは、個人事業主本人です。
 
②法人として許可申請する場合
受験するのは、その法人の代表権を持っている人です。
株式会社や有限会社なら代表取締役、最近増えてきた合同会社なら、代表社員です。
 
試験室に入る前に、必ず謄本などで確認されますので、くれぐれも、未登記でした・・・などということがない様にしましょう。

合格ラインは9割以上の正答率

どんなに簡単な試験でも、9割をキープするのは、なかなか大変です。
 
関東運輸局の場合は、30問出題されますから、27問以上の正解で合格です。
ね。大変でしょ?

難易度は運輸局によって大きく違う

これがかなり不条理なところです。
こんなもの、全国で統一すればいいようなモノですが、見事に全国9カ所の運輸局+沖縄総合事務局でまったく傾向が違います。
 
関東や東北は、比較的優等生的な問題が多く、近畿はとっても易しい作りです。

2回落ちると・・・

■新規申請の場合
一度、申請を取り下げることになります。
 
■更新申請の場合
本当は、更新不許可になる予定だったのですが、平成29年の制度発足当時に2回不合格者が多数発生したことから、特別ルールが作られました。
2回落ちた後で、運行管理者の基礎講習を1回受講すれば、1回追加で受験できます。
 
更に落ちた場合も同じで、基礎講習を受ければ1回追加受験ができることになっています。

対策は過去問onlyでいい

対策は、過去問オンリーで問題ありません。
というか、過去問をやらずに合格するのは、かなりむずかしいと思います。
 
当社でも参考書を販売していますが、過去問をしっかり繰り返す方が試験対策としては優れていると思います。

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