Q:民泊って、なに??
A:実は、法令上の定めとしては、はっきりしていません。
一般的な説明としては、住宅の一部又は全部を活用して、宿泊サービスを有料で提供することを言います。
簡易宿泊所として、旅館業法の許可を必要とします。
Q:そもそも旅館業って?
A:有料で人を宿泊させる商売のことです。
つまり、お金を受け取らないのであれば、業として成り立っていないので、許可は不要です。
※おばあちゃんの家に泊まっても、お金は取られないので、違法ではありません。
Q:旅館業と不動産賃貸業の違いは?
A:部屋の衛生管理の責任がどちらにあるか・・・です。
不動産賃貸業の場合は、借りている人にその責任があります。
一方で、旅館業であれば、部屋を貸している方が、掃除をしたりする責任を負います。
もう1点、旅館業の部屋を借りている人が、そこに住民票を移すことは稀でしょう。
Q:海外から来た友人に別荘を貸したらお金をもらった。マズい??
A:営業行為であったかどうかが問題ですが、大丈夫だと思います。
旅館業に限らず、『業として行う』とは『社会性を持って継続反復して行うこと』ですから、友人に宿泊場所を提供して、謝礼を受け取っても、それが業として行ったことにはならないと考えます。
Q:旅館業の許可をとらないで営業をしたら、どうなりますか?
A:6ヶ月以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
それよりも何よりも、投資が無駄になるので、キチンと許可を取ってから、堂々と始めましょうよ!
Q:宿泊料ではなく、窯焼き体験料として請求する場合でも、許可はいりますか?
A:名目がどうかではなく、実質的に宿泊料と考えられるかどうかで判断されます。
Q:分譲マンションの1部屋を民泊サービスに利用したいのですが・・・
A:許可の要件としては問題ありません。
しかし、分譲マンションの場合は、マンション管理組合の規約などで、民泊などが制限されている例があります。
民泊の場合、不特定多数の出入りが予想できるので、そういった状況を嫌がる住民も少なくありません。
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