毎年、年度末の3月は1年間の学習の振り返りとなっています。
共通編では特に大事な3点を振り返りました
旅客・貨物の共通教育では、特に思い出してもらいたい3点を振り返ってみました。
トラックとバスの事故から、それぞれ実例を勉強しました。
トラックでは、無理な運行から起こる事故の怖さを、バスでは、油断からくる大きな犠牲の怖さを理解してもらいたいと思います。
✅飲酒運転の危険性
飲酒運転によって起こる体の変化と、飲酒をして事故を起こしてしまった場合の3つの責任について再度理解しておきましょう。
✅呼称運転を取り入れましょう
呼称運転とは、危険を持つ対象に対して、声に出して安全を確認する行為のことです。
声に出すことで、『かもしれない運転』の実践にもつながります。
旅客乗務員専用教育の振り返り
旅客乗務専用教育でも、3つのポイントに絞って振り返りました。
旅客の乗り心地を考えた運転をするためには、慣性の法則の理解が欠かせません。
文字で読むというより、体で感覚を理解するようにしてください。
✅安全な運行のためのポイントを復習
旅客が安心して乗車できるように、安全運行のためのポイントを厳選して復習します。
✅交通弱者への配慮
お子さんが乗車するときはもちろん、歩行者としての子供に対する注意点も振り返ります。
この機会に、車いすのサポート方法も覚えなおしておきましょう。
貨物乗務員専用教育の振り返り
貨物乗務員の専用教育は、過積載、危険物、荷物の積載方法、この3点です。
過積載は大変危険です。
シナリオを書いた私が実体験として経験しているのですから、間違いありません。
代償も大きいですから、絶対にやめましょう。
✅危険物運搬時の注意点
危険物に関する知識は、危険物を運ばないドライバーにとっても大切です。
いつ何時、危険物を積んだトラックと事故になるかもわかりませんからね。
✅貨物の正しい積載方法
飛田さんが先生役で大張り切りでした。
楽しく勉強できますよ。
この教材で、本年度の教育は終了です。
来年度も、楽しくて、理解しやすい教材をご提供いたします。
どうぞ、ご期待ください。