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燃えがらとばいじんのルーツは同じ?
産業廃棄物の処理品目の中に、『燃えがら』と『ばいじん』があります。
なんだか似たようなものに思えるのですが、違いはどこにあるのでしょうか?
燃えがらは、文字通り何かを燃やした後の残骸です。
専門用語的な言い方をすると『焼却残さ』となります。
一方でばいじんはと言うと・・・
はいじんというのは、何かを燃やした後のすすやちりなどに含まれる微粒子のことです。
あれ???
どこが違うんだろう??
専門用語的な言い方をすると『焼却残さ』となります。
一方でばいじんはと言うと・・・
はいじんというのは、何かを燃やした後のすすやちりなどに含まれる微粒子のことです。
あれ???
どこが違うんだろう??
残る場所で違いがでる
あまり細かいことを申し上げてもなんですので、簡単に違いをご説明します。
★燃えがら
焼却炉でモノを燃やすことを考えてみてください。
火が消えた後に、焼却炉の底に溜まっているのが燃えがらです。
★ばいじん
上の例で説明します。
焼却炉には煙を安全に大気放出するため、煙突の途中にフィルターが設けられていることが一般的です。
このフィルターでキャッチされたり、煙突内に残った微粒子、これがばいじんです。
焼却炉でモノを燃やすことを考えてみてください。
火が消えた後に、焼却炉の底に溜まっているのが燃えがらです。
★ばいじん
上の例で説明します。
焼却炉には煙を安全に大気放出するため、煙突の途中にフィルターが設けられていることが一般的です。
このフィルターでキャッチされたり、煙突内に残った微粒子、これがばいじんです。
どちらも特別産廃になる可能性アリ
燃えがらやばいじんの中には、通常の産廃よりも危険とされ、特別管理産業廃棄物と呼ばれるものもあります。
モノを焼却すると、自然や生物に悪影響を及ぼす物質が生成されることがあります。
このような現象が起こると、焼却後に残った灰や微粒子には、毒性の高い物質が多く含まれることになるので、このような焼却残さを処理するには、特別の設備を備えた施設への搬入が必要になります。
このような現象が起こると、焼却後に残った灰や微粒子には、毒性の高い物質が多く含まれることになるので、このような焼却残さを処理するには、特別の設備を備えた施設への搬入が必要になります。
特別産廃というと収集運搬の許可も取得が大変そうですが、実際はそうでもありません。
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【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】