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貸切バス・トラック 事業実績報告書と輸送実績報告書

2018年8月11日08時09分


 

事業実績報告書とは?

事業用自動車を運行している事業者さんが、1年に一度の経営報告をするための書類です。
例えば、事業年度が6月から5月までの事業者さんであれば、事業年度が終了した5月31日から100日以内に提出する必要があります。

???事業年度って???
一般に法人と呼ばれる株式会社や有限会社、一般社団法人などは一定の期間を定めて決算をする必要があります。
中小企業の多くは1年に1回の決算なのですが、大きな企業さんなどは3ヶ月に1度の決算を決めているところもあります。
この決算というのは、利益や損失を確定するという意味のもので、1年に一度定められている税申告とは別の考え方です。
 
事業年度というのは、この税申告のためのもので、1年に一度、●月から×月までを区切りとして、利益ないしは損失を確定して、しかるべき手順を経て税申告をしよう、ということです。
この事業年度は、法人が自由にきめることができて、更には途中で変更することができます。
但し、2月決算の会社さん(3月~2月が事業年度)が、8月決算に変更したいと考えた場合は、その変更する年度については3月にスタートした年度がその年の8月に終了してしまいます。

 
5月決算の会社さんなら、だいたい7月の始めくらいには顧問税理士さんから『決算書できたよー』と連絡が入るはずです。
事業実績報告書はこの決算書の数字を参考に作成します。
 

事業年度の間違いが多い

一般貸切の更新書類を作成することが多い関係で、いろいろな会社さんの事業実績報告書を読ませていただきます。
中には会社の決算書と大きくずれのある報告書があったりして、更新書類の作成に苦慮する場合もあります。

???●●年度って???
知っている方には何てことはない内容なのですが、10社の事業者さんがあると2社くらいは間違えて表記されていますので、再確認の意味も込めて描いておきます。
よく報告書などに、平成○○年度と書きますが、この○○に入る数字は以下のルールと考えてください。
 
★10月決算の会社さんの場合
平成28年11月1日から平成29年10月31日の事業年度は平成28年度と呼びます。
その事業年度の始まった日が属する『年』が年度の表記の『年』にあたります。

 

輸送実績報告書とは?

事業実績報告書は各事業者の事業年度の終了から100日以内に提出します。
その理由は、事業実績報告書がその事業者の成績報告の意味を持つからです。
 
対して、輸送実績報告書は全事業者が毎年7月10日までに提出する必要があります。
事業実績報告書が財務報告の意味を持つと考えると、輸送実績報告書は運行報告の意味を持つものです。

輸送実績報告書には、年単位で保有していた車両数と実際に稼働していた車両数、営業キロ数などを記載します。
財務に関する数値は営業収入のみなので、大した事はありません。
月次の試算表などから前年4月~今年3月までの営業収入(貨物なら貨物のみ、貸切なら貸切のみ)を合算して記入します。

 

最後に

事業実績報告、輸送実績報告はついつい忘れてしまいがちな報告書です。
しかし、きちんと提出しておかないと、監査などの際に痛い思いをするので、忘れずに提出しておきましょう。
 
特に、更新制度になった一般貸切はこの報告書の数値に基づいて更新書類を作成しますので、適当に書かないでキチンと報告しておいてください。

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