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法令試験に5日で合格するには?
法令試験に5日で合格できるか?
理論的には可能だと思います。
但し、勉強の方法には工夫が必要です。
② 直近の月の問題に取り掛かります。(1回目)
③ 採点をします。(勉強していなければ、60点くらいでしょう)
④ 同じ問題に再度チャレンジします。(2回目)
⑤ 再び採点をします。(80点くらいはとれる?)
⑥ またまた同じ問題に再々チャレンジします。(3回目)
⑦ 頑張ってまた採点します。
※ここで100点がとれたら、その前の月の問題を出してきて、①に戻ります。
※100点とれていなかったら、とれるまでチャレンジします。
いろいろ手を出さないこと!
結論から言うと、上記のやり方で6ヶ月分(できれば1年分)をやり遂げれば、まず90%以上の確立で合格できます。
大事なことは、このやり方を『やり通せるかどうか』です。
なぜなら、法令試験は『単に条文に書いてあるかどうかを問う』だけの試験なので、法令の趣旨などの理解は不要だからです。
問題は、この単純な勉強方法を信じて実行できるかどうかです。
実は、勉強というのは、得意な人ほど手を広げません。
逆に不得意な人ほど、参考書や問題集のコレクターであることが多いのです。
大事なことは100点とれるまで全問解くこと
この方法で大切なことは2点です。
①100点がとれるまでやめないこと。
②再チャレンジするときは、間違えたところだけじゃなく全部の問題をやること。
本当は2回100点が連続してとれるところまでやると完璧ですが・・・・
②の理由は、まぐれ当りを防ぐためです。
間違えたところだけ再チャレンジすると、さっきたまたま当たっただけという、まぐれ当りの問題がその後ずっと穴になってしまいます。
合格ライン9割の怖さは、1問の意味の大きさです。
数をこなすなら関東の問題を
地方によっては、過去問の数が少ない地域があります。
その場合には、ぜひ関東運輸局の過去問にチャレンジしましょう。
裏をかくような問題はなく、必要な知識の習得度がしっかり問われる良問だと思います。
よくある質問3つ
毎月この時期になると、法令試験に関するお問い合わせが多く入ってきます。
その中でよくある質問をまとめました。
A.自動車六法などがありますが、重いだけなので手ぶらで行きましょう。
なぜなら、問題文の答えが六法のどの法令のどの部分に書かれているかがわかるのであれば、もともと六法などいらないからです。
Q.参考書は買ったほうがいいですか?
A.当社では、貸切の法令試験用の参考書を発売しております。
しかし、正直いって、知識の確認用に必要なだけで、なくても十分合格できます。
行政書士さんが作った参考書の中には、法令だけを並べた、ミニ六法のようなまがい物もありますから注意が必要です。
Q.資料に書き込みをしていっても大丈夫ですか?
A.どうでしょう?
でも、そんな努力をする時間があるなら、この記事でご紹介した方法でしっかりと勉強した方がいいのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、この試験は過去問中心のアウトプットだけで十分に合格できます。
1年分やるのは大変そうですが、本当に大変なのは最初の3ヶ月分だけで、そこから先はどんどん知ってる問題が増えてきますから、半年分、1年分はすぐにこなせるようになります。
そして、苦労して1年分が終わったころには、自信に満ち満ちたお顔で試験に臨む覚悟ができているはずですよ。
頑張って下さい。