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【貸切バス】【トラック】2021年1月の乗務員教育教材発送しました

2021年01月01日11時35分

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくおねがいいたします

旅客専用教育は関越道の事故について

当社では、より効果的な教育のために、『実際に発生した事故を題材にした教育』を定期的に実施すると、以前お約束しました。
この取り組みは毎年1月に行うことにいたしました。
 
旅客と貨物で、それぞれ別の事故事例を勉強いたしますが、できれば、旅客乗務員さんは貨物も、貨物乗務員さんは旅客も、両方ご視聴いただきたいと思っております。

今回の旅客専用教育では、平成24年に発生した『関越道高速バス居眠り運転事故』から学ぶことにいたします。
この事故は、『乗務員の居眠り運転』と、『関越自動車道に存在した危険個所』という、2つの要素が一体となって起きた事故です。
 
事故の主たる原因は上記の2点ですが、事故に至る経緯には、ずさんな乗務員管理や、運行管理の実態が大きく影響しています。
 
何を守らなかったから事故になったのか。
 
事故から得られる貴重な教訓について、しっかりと勉強していただきたいと思います。

 

毎年1月は貨物専用教育も事故から学ぶ

昨年の3月には、貨物乗務員の方々にも、『軽井沢スキーツアーバス転落事故』のDVDをご覧いただきました。
今年度からは、貨物乗務員の皆さまには、『貨物自動車の事故』をテーマに取り上げた教育を行うことにいたします。

この取り組みの一回目に取り上げる事故は、まだ記憶に新しい令和元年9月に発生した、『京急衝突脱線事故』です。
この大きな事故の結果、大型トラックの乗務員さん1名が亡くなり、多数のけが人が出ることになりました。
 
この事故はトラックの中でも、『大型トラック』のルート選定と、乗務員の危機管理教育がいかに大切かを、如実に教えてくれます。
亡くなられた乗務員さんにはお気の毒は言い方になってしまいますが、この事故は基本を忠実に守れば100%回避することのできた事故です。
大きな車両に乗務して、ルートに迷ったときの現状回復の方法をしっかりと勉強していただきたい、と思って作成しました。

 

3時間目は今年度2回目の労働法

労働法の勉強をカリキュラムに入れると、あまりいい顔をしない経営者の方がいます。
労働者に『変な知恵』をつけられるのでは?とご心配されているようです。

しかし、事実は逆です。
労働者が労働法に詳しくないことで、企業内の自浄作用が働きにくくなり、却って会社が大損をすることにもなりえるからです。
 
たとえば、経営者は『改善基準告示違反』の怖さを十分に理解しておりますが、それを当の乗務員が知らないで違反を繰り返していたとしたらどうでしょう?
『働き方改革』の意味を全く理解しない乗務員が、昔どおりの働き方をする中で、労働監督署にその事実が知れてしまった場合はどうでしょう?
 
知識にムダなものはありません。
会社の自浄能力を高めるためにも、ぜひ乗務員の皆さんには労働法をしっかりと理解してもらうようにしましょう。

 

健康教育では睡眠について勉強します

健康管理の重要性では、『睡眠』の重要性について勉強します。
特に今回は、『睡眠そのものの重要性』よりも『質の高い睡眠』をとるために必要な事前の準備に焦点を当てました。

今回の勉強で『質のいい睡眠ために必要な準備』を理解したら、この方法を実行に移す前に、『睡眠のためにストップした方がいい習慣』をやめることから始めてください。

 
2021年度の教育プログラムについては、数日中に概要を発表いたします。
 
本年も良質な教材のご提供を続けます。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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