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【貸切バス】【貨物】 2020年6月の乗務員教育セット発送しました

2020年06月01日04時05分

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

今回は、旅客用、貨物用、共通の構成です。

1時間目 交通事故統計をみてみよう

1時間目は『事業用自動車を運転する場合の心構え』についてです。
今回は、交通事故統計を勉強することで、トラック、バス、タクシーの交通事故について、大まかなイメージをつかんでもらうことにします。

▶トラックって、そんなに走ってるの?
まず、日本全国のトラックの総走行距離に驚かれるのではないでしょうか?
地球何周分?いやいや、地球から月まで?
ビデオをご覧いただけば答えがわかります。
 
▶危ないクルマはどれだ?
トラックはバスやタクシーの何倍もの台数が走っています。
ですから、事故の件数や、トラックの絡んだ事故の死者の数も多いのですが・・・
この数字を1万台あたりの死者数に変換してみると、どうなるでしょうか?
 
▶〇〇〇はクルマの敵?
クルマ対クルマ、クルマ対バイクなどの事故を除いて、事業用自動車が関わる死傷事故の相手はなんでしょう?
自転車?それとも横断歩道にいる歩行者?
 
いろいろな統計データを利用して、事故を客観的に理解してもらいます。
数字を少し知っておくだけで、明日からの運転がきっと変わってくると思いますよ。

 

2時間目 一時停止の重要性(ドラレコ連動教育プログラム)

一時停止をしっかり守っていますか?
私が日ごろ運転しながら観察している限りでは、残念ながらほとんどの方が一時停止の意味を理解していません。
交差点で起こる事故の多くは、一時停止ルールの軽視が原因となっています。

この教育はドラレコ連動教育用に作成されています。
昨月お願いしましたように、自社のドライブレコーダー映像の中から、一時停止に関わる映像をご覧になった上で受講いただくと、とても効果的です。

 

ある場所において、一時停止が必要だとされているということは、『その先の道路に出る過程が危険であること』を示しています。
つまり、何の意味もなく一時停止が指定されているわけではありません。
 
自分が走行している道路に、一時停止の表示があれば、その先にはこちらの道路と交わる道路があるはずです。
普通の道路は、構造上、一番中央寄りを車両が利用し、その外側を自転車などの軽車両、そしてさらに外側の歩道等を歩行者が利用します。
 
つまり、一時停止側の車両を運転するあなたは、これから『歩行者の利用部分』『軽車両の利用部分』を横断して、初めて車両の利用部分に進入することが許されるわけです。
一時停止の表示が、あまりにも手前にある、と文句を言っているあなた。
そういう人は、『歩行者の利用部分』『軽車両の利用部分』を自分がこれから横断することの危険を無視しているのです。
 
この二つの利用部分を尊重しているのであれば、一時停止線が手前すぎるなどど考えることはありませんね。
ビデオの中でも、トトンさんが随分反省しているようですよ。

 

3時間目 血圧のコントロール

『血圧が適正値よりも高い』ことは、健康上あまりよいことではありません。
この事実は、多くの方がご存じです。
では、その理由を理解していますか?

血管は、血液を全身に送るためのパイプラインです。
私たちの体に張り巡らされたパイプライン(血管)の長さは、毛細血管まで入れると全長10万キロメートル(地球一周で4万キロ)にも及びます。
人間は、体内に取り入れた栄養や酸素を、このパイプラインとその中を流れる血液によって、全身に送っているのです。
 
血圧というのは、文字通り血液が心臓から送り出されたときの圧力のことです。
必要以上に高くなってしまった圧力は、この大事なパイプラインを傷めてしまいます。
 
長年にわたって痛めつけられたパイプラインは、その弱くなった部分に穴が開いてしまったり、極端にライン内部が狭くなって、内部を血液が通過できなくなったりします。
 
穴が開いてしまった場所が脳内であれば、脳出血になりますし、血液の流れなくなってしまった部分が冠動脈であれば、心筋梗塞の原因になります。

 

映像教育も一時停止がテーマ

今回は、映像教育も一時停止をテーマにしました。
斜めになったT字路で、考えられないような一時停止無視をする車両の映像です。
 
来月は、旅客と貨物、それぞれ専用メニューでお届けします。
旅客は『乗客の救護』、貨物は『特車』について勉強です。

 

【中小企業診断士/行政書士 高原伸彰】

 

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