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債務超過とはどういう状態?

2018年3月4日06時16分


経済ニュースなどを見ると、ときどき有名会社の倒産のニュースが報じられることがあります。
『●●社は一昨年前から実質的な債務超過に陥り・・・」
この『債務超過』という言葉、なんとなく倒産などのキーワードのようですね。

資産<負債だから債務超過

貸借対照表をご覧になったことはありますか?
左側に資産、右側に負債と純資産が書かれた表のようなものです。
例えば、現金と機械が資産、銀行から借金だけが負債の会社なら、貸借対照表(B/S)はこのようになります。


銀行から借りたお金500と、自分のお金200を使って機械を買いました。
そして、残りの100が現金で銀行口座にあるわけです。

ある日、この会社の大事な機械が盗まれたとします。
すると、上のB/Sは次のように変化します。


このB/Sという表は、原則的に右と左が同じにならなければいけません。
右側が資産、そして左側がその資産を手に入れるためにどこからお金を調達したか、が書かれているからです。
この原則から考えると、左の資産が100なのに、右の負債+純資産が800なのはオカシイですね。


この状態がいわゆる債務超過です。
現金100と機械700から始めた仕事でしたが、あっという間に700の機械がなくなってしまいました。
機械はなくなってしまいましたが、銀行からの借金がなくなるわけではありません。
結局、自分の出したお金が消え、さらに自己資本がマイナスになってしまいました。
これが債務超過です。

【関連記事】
貸借対照表の作り方

実際には赤字が続いて債務超過になる

上の例は、債務超過の内容をわかりやすくデフォルメしたものです。
このような悲劇的な債務超過なら、銀行も再度お金を貸してくれるでしょう。
また、機械が保険に入っていれば、すぐに正常なB/Sに戻る可能性もあります。

倒産に陥るような債務超過は、会社を経営していく過程で赤字が累積していき、もともと持っていたはずのお金が無くなる状態を指します。

1万円のお金を持って競馬場に行きます。
第1レースで3000円スリしました。
第2レースで1000円勝ちました。
第3レースで勝負に出て、6000円負けました。
第4レースは友達に1000円借りて3000円で勝負。負けました・・・
この人の状態が債務超過。現時点で、この人の財布は▲1000円の状態ですから。
会社が赤字を垂れ流すというのは、このように各レース負けるのと財務上は同じです。

経常利益が赤字の会社は借りたお金の利息も払えない状態ですから、借りたら借りた分だけ、営業すればするほど財務内容が悪くなっていきます。
俗に、経常赤字の会社が、存続意義がない、存在価値がない、と辛らつな評価を受けるのもこのためです。

毎期、毎期赤字を出しているわけですから、どんどん自己資本(純資産)は減っていきます。
そして、この自己資本がマイナスになった瞬間に、立派な債務超過会社が誕生するのです。

一般家庭はほとんどが債務超過

都心ではなく、一般的な地方都市に自宅を購入します。
30代の夫婦と子供が2人の4人家族。
B/Sを想像してみましょう。


持っている資産が2,300万円で借金は銀行の1,800万円だけですから、自己資本が500万円ありますね。
これなら債務超過ではない・・・ように見えます。

しかし、2,000万円で買った自宅は、引っ越しを終えた瞬間(もっと言えば、登記した瞬間)に中古住宅になります。
つまり、その時点で2,000万円の価値はなくなります。

家を購入して10年も経過すると、だいたいウワモノ(家のこと)の価値は0になります。
つまりタダ、資産価値は土地だけになります。
対して、借金はどうなっていますか?
たぶん四分の一も減っていないのではないでしょうか?


しかし、一般家庭の場合は救いがあります。
お父さんがちゃんと働いてくれている限り、経常赤字の状態ではないからです。
お母さんが生活費(販管費)を管理してくれている限り、ちゃんと借金を返済して、貯金もできるかもしれません。
子供に対する投資がうまくいけば、将来は豊かな財務環境に変貌できるかも?しれませんね。

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