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【雑談】認定支援機関研修という名の秘密任務につく

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雑談

認定支援機関という言葉をお聞きになったことがありますか?
耳なじみのない単語ですが、実は世の中の役にたつ仕事をする組織のことを指しています。
今回は少し趣向を凝らして、小説風にご説明いたします。

秘密施設・・・

私は中小企業診断士であり、行政書士でもある。
このブログは早朝の自宅で書くことが多いのだが、今回は東京は東大和市にある、秘密施設の7階でひそひそと書いている。
それには、少しワケがあって・・・・

西武拝島線の東大和市駅から徒歩で10分くらいのところにこの秘密施設※注1参照はある。

ここでは、すでに十分儲かっているにもかかわらず、さらに利益を積み上げてやろうなどと考える悪徳経営者注2参照や、部下を自分の思うがままに操縦したいと考える、神をも恐れぬ不埒な中間管理職注3参照に対し、さまざまな秘密訓練が行われている。
実は今私は、この秘密施設の隣にある、7階建ての収容施設に軟禁されている状態なのだ。

××援機関と言う名の極秘使命(ショッカーかもしれん)

私が今回受けることを強要されている訓練の目的は、経営に問題が生じた会社の極秘内部資料を仔細に分析し、その会社に金銭を提供している謎の機関(世間ではメガとかチギンとかシンキンなどと呼ばれているらしい)と共に健全な経営手法を強要することにある。
実に悪徳なたくらみ(企み)注意4参照である。

他社の秘密情報を手に入れ、更には経営にまで口やら手やらを出そうと言うのであるから、私の今受けている訓練は正に熾烈を極める。
毎月、月の中ばに強制的に集められ、この収容施設と訓練施設を往復する日々が4日間、延べ17日間も続くのである。
その間、朝と昼は訓練施設に併設の配給所で健康的な食事が提供され、夜は近隣の施設において長時間にわたる反省会が繰り返される。
その折、多少のアルコールの摂取が許される場合もあるようだが、私はなぜか反省会における記憶を毎回消されている注意5参照ので、詳しいことはわからない。

秘密任務につくには○○がある・・・

数少ない情報を紐解いていくと、この秘密訓練の最後にはとんでもない試験が待ち構えているようである。
時には死○をも出すと言われるその過酷な試験について、訓練を担当する公認訓練士(公認がついたのは間違いないが、その後は間違いかもしれない)とやらは、ニヤニヤとあいまいな謎かけを繰り返すばかりで、要領を得ない。
しかし、私たち訓練生に与えられたその後の崇高な使命を考えると、これは私たちが甘んじて受け入れるべき運命なのかもしれない。

訓練生は様々なところから収監されている・・・

最も遠い場所では、九州で拿捕され収監されている訓練生がいる。
それ以外にも、愛知県や石川県から送致されたものもいる。
東京から数百キロ離れた場所から無理やり収監する当該訓練施設の執念深さに、この任務の困難さがうかがえるであろう。
注意6参照
遠くは九州から連行された同士のことを思えば、秘密施設からわずか数十キロの場所に住む私が収監されたのは当然のことだとも思える。

今日も訓練は続く・・・

今日もこれから厳しい訓練が始まる。
担当の公認訓練士※注7参照によれば、昨日の訓練が今回最も過酷な訓練だったようなので、今日は少し緊張を解いてもいいのかもしれない。
しかし、油断は禁物である。
目の前の、すぐ手の届く場所に地獄が待ち構えている。
他社の経営にメスを入れ、同じ目的のために協力する様々な謎の機関との連携を深めるためにも、BSと言われてすぐにタイヤを思い浮かべるような単純思考回路を修正しなければならぬ。
おう・・・
もうすぐ訓練がはじまる。。。

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注1 この秘密施設のことを、俗に中小企業大学校と呼ぶこともあるようです。
注2 ここに通う経営者のほとんどは経営に熱心で善良な方のようです。
注3 ここに通う中間管理職も同様です。
注4 私が受けている訓練は認定支援機関になるためのセミナーとも呼ばれるようです。
注5 よく覚えていませんが、アルコールは強要されているわけではなく、自ら摂取しているようです。
注6 訓練生は拿捕され収監されているわけでもなく、自発的に軟禁されているようです。
注7 公認訓練士は公認会計士である場合が多いようです。
他、関係者の方々にご迷惑になるような表現につきましては、毎度のことですのでご理解のほど、よろしくお願いいたします。